コロナ禍のスポーツ観戦。応援はどう変わる?

スポーツ観戦は好きですか?

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自分ではスポーツをするのが苦手という人も、スポーツを見るのは好きという人もいますよね。野球やサッカーの試合観戦は家でもできますが、一体となって応援するあの熱気は、スタジアムに行かないと味わえない特別な時間です。

 

最近はご存知のとおり、新型コロナウイルスの影響でスポーツ観戦にも変化が起こっています。
新型コロナウイルスの感染が拡大していたときは、無観客で試合を行っていましたが、今でも人数が制限されている状況です。
無観客のときには、プロ野球Jリーグもオンラインで応援できるシステムが次々と導入されました。楽器メーカーのヤマハでは、スマートフォンから歓声や拍手を送ることのできるアプリを作ったり、ソフトバンクホークスの応援にはペッパーが登場したりと、新しい応援の仕方が生まれました。
リモートでの応援ができるようになったことで、新型コロナウイルス感染前から、スポーツ観戦が難しかった障害者や高齢者も自宅にいながら、本物に近い臨場感のある試合を見ることが可能となりました。
新しい応援方法が生まれたことで、喜びを分かち合える人が増えたということは、悪いことばかりではないと前向きに考えたいものです。

 

今は無観客ではなく、少しずつ観戦できるようになってきました。しかし観戦できる人数が限られているから大丈夫といわれても、行き帰りの公共交通機関では人が集中するので密になることもあるでしょうし、見には行きたいけど怖いと思っている人も多いのが現状。
不安が残る人は無理せず家で応援しましょう。

 

ちなみにJリーグではしっかりと感染症対策が行われています。マスクの着用はもちろんのこと、入り口ではサーモセンサーなどで体温のチェック、手指の消毒などが義務付けられています。
プロ野球も同様に、マスクの着用や手指の消毒、来場者情報の記入なども行われています。飲食物は売っていてもアルコールは禁止していたり、全面禁煙だったりとさまざまな対策が取られています。
Jリーグプロ野球も席は指定されており、感覚が空いています。もちろん移動は禁止。これは新型コロナウイルスの感染者が出たときに、濃厚接触者へ連絡をするためです。

 

また応援するときは、大声を出したり、タオルを振り回したりすることは禁止。応援歌なども歌うことはできません。
そのためJリーグプロ野球も「拍手」で応援が新しいスタイルのようです。

なかなか新しい応援スタイルには慣れるまでに時間がかかりそうですが、実際に試合が見られることは貴重ですよね。
これから緩和され観戦人数が増えても、一人一人が感染症対策を怠らずスポーツ観戦を行えば、オリンピックの際の手本となるかもしれません。